試用期間での退職を円満にする上手な理由は?給与や履歴書への記載について

企業に就職し、勤務をしているが仕事が自分に合わないことに気が付いてしまい、試用期間中だけど、退職をしたくなった・・・

どうしたらよいのか・・・?

どのような理由があれば退職できるのか・・・?

そもそも、試用期間とは、正式に企業に入社する前に、その人が正社員として適正かどうかを判断する、いわばお試し期間のようなものです。

お試し期間なら簡単に退職できる??

なんて思っている方、それは大きな間違いです!

試用期間であっても、退職に関しては正社員と同じ扱いをされるからです。

これは、試用期間でも雇用契約が結ばれていて、給与も支払われ、社会保険への加入や、残業代の支払いも行われているからです。

今回は試用期間中でも円満に退職するにはどうしたらよいか、ご紹介いたします。

仕事が合わない場合の試用期間で円満退職するための理由はどうする

一般的には「一身上の都合」とだけ伝えればいいケースが多いそうです。

もし、具体的な理由を求められた場合には正直に理由を述べてもよいでしょう。

その際、単に「思っていた仕事内容と違った」だけではなく、試用期間中に感じたことを交えて、具体的に

「〇〇という仕事内容が△△と思っていたが、××だったので、違いを感じ退職を決意しました。」

など丁寧に説明をするようにしましょう。

しかし、ここで気を付けてほしいのは

「〇〇さんと合わない、××さんが嫌い」

など個人を特定するような理由は避けたほうがよいです。

試用期間中の退職の上手な切り出し方

まずは、試用期間のうちに辞めたいのであれば、試用期間が終わる直前ではなく、早めに上司に伝えましょう!

試用期間中に辞めたいと思っても、即日退職できるわけではありません。

最低でも2週間前には伝える必要があります。

これは、

退職の申し出をする日や、退職までの期間について社内の退職規定に定めがない場合は、原則として申し出から2週間後に終了させることができる。

と民法に記載されているからです。

 

退職をする際の一般的な流れ

STEP.1
直属の上司に口頭で伝える
伝える際は、なるべく個別面談などの時間を取ってもらい、個室で話すなどの配慮をしましょう。
STEP.2
退職届を作成
作成した退職届は上司に提出します。

自己都合退職になりますので、『一身上の都合により』と記載して退職届を作成します。

STEP.3
雇用保険や健康保険などの手続き
試用期間の場合、入社して間もないため、各種保険手続きなどが完了しているかどうかを確認する必要があります。

上司に相談して確認をしましょう。

退職後の健康保険をどのようにするかも一緒に確認しておきましょう。

試用期間中の給与はどういう扱いになる?!

試用期間中でも給料は支払われます。

基本的には出勤して働いた日数分の給与は支払われることになります。

しかし、試用期間中ですので正社員よりも給料が低い場合もありますので、よく確認をして下さい。

転職時の履歴書にはこの退職はどう影響する?

影響がないと言えばうそになります。

しかし、退職するには理由がありますよね!?

要するに、自分の意思がとても大切なのです☆

転職活動中の面接で退職理由を聞かれた時に、自信をもって退職理由が伝えられれば大丈夫です!!

具体的には上記で説明したように、

○○という業務内容だと思っていただけど違いを感じた、などです。

合わない人がいた、という理由だと不利に働いてしまいますのでお気をつけください。

どの会社も大抵合わない人というのはいます。

そんなことでイチイチ辞めてたら、、、なんていう印象を持たれてしまいますので人間関係を理由にするのは避けるべきです。

まとめ

今回は試用期間中の退職についてリサーチをしました。

仕事を始めてから、「自分の思っていた仕事と違う」「自分にはやりたいことがある」など色々なことに気が付いたり、考えたりすることがあると思います。

試用期間中に退職をすることは悪いことではありません。

自信を持って自分の退職、転職の理由が答えられることが大切です☆