妊活をする女性にとって、仕事との両立は大きな課題です。
妊活に時間・気力・お金を割かなければなりませんので、仕事に割り当てられる時間やエネルギーに影響が出てしまい、場合によっては両立が難しくなります。
そのため、
「妊活を優先するために仕事をセーブしよう」
と考える人も多いでしょう。
しかし、仕事をセーブすることによって、収入が減ってしまったり、同僚や先輩・後輩、上司からの視線などによってストレスがかかってしまうる可能性があるため、迷いどころだと思います。
今回の記事では、妊活における仕事の影響や、仕事と妊活の両立についての課題、仕事をセーブするメリット・デメリット、妊活しながら仕事を続けるためのアドバイスについて書いていこうと思います。
妊活における仕事の影響は?セーブする必要はある?
妊活中の女性が仕事を続けようとした場合、仕事によるストレスが妊娠に悪影響を及ぼす可能性があります。
排卵が遅れたり、子宮内膜が厚くならなかったりすることがあるため、妊活中の女性はストレスを出来る限り避けるべきと言われています。
そんな中会社で働くことによって仕事によるストレスというのははっきり言って良くないものです。
また、仕事中の長時間の座り仕事や、夜勤などの不規則な勤務時間によって、妊娠に悪影響を与える可能性だってあります。
これらの問題を避けるために、仕事をセーブすることが必要となってしまう場合も考えられます。
仕事と妊活の両立についての課題
仕事と妊活を両立することは、上記のストレスの問題を考えると非常に大変です。
特に、妊活に時間やエネルギーを注ぐことが必要なため、仕事に割り当てる時間やエネルギーが限られている場合、両立が難しくなります。
また、妊活に必要な検査や治療に通院が必要な場合、仕事を休んだりなども必要となるため、更にストレスが増大することもあります。
仕事をセーブするメリット・デメリット
メリット
仕事をセーブすることで、妊活に集中することができます。
また、会社・仕事からのストレスを減らすことができるため、妊娠に悪い影響を与える可能性をある程度排除できます。
デメリット
一方で、お金の問題があります。
正直ここが一番大きな問題で、皆さんも頭を悩ませていることでしょう。
仕事をセーブすることによって収入が減り、経済的な負担が大きくなることや、仕事にフルタイムで戻る際に再び周囲からの視線などのストレスがかかる可能性があります。
また、仕事をセーブし妊活に集中するということは、これまで過ごしていた”社会”から家族・自分の世界に身を置く時間が長くなります。
それによって、ある程度社会から孤立することになるため、周りの理解も必要です。
妊活で仕事をセーブした場合の周囲の反応
周囲の反応は人それぞれですが、妊活に関する知識が不足している人もまだまだ一定数います。
そのため、自分の妊活について話したときに、協力的でない反応を受けることもあることでしょう。
また、周囲に子供を持つ人が多い場合、妊活について話すことが難しい場合もあります。
「私の時は仕事と両立しながら妊活したわ!」
なんて反応が返ってきたら気まずくなってしまうのではないかと思いますよね。
しかし、最近の研究によると、妊活に関する情報が広く知られるようになり、一昔前よりは確実に周りの人の理解が深まっています。
妊活について公開することで、周囲の人たちが理解を深め、支援してくれることも以前に比べ珍しくありません。
また、周囲の人に妊活について話すことで、個人的なストレスを軽減することができるかもしれません。
妊活に関する選択は個人の自由であり、周りの人たちの意見に流されることなく、自分自身が選んだ道を進むべきです。
また、妊活をすることはプライバシーの問題でもあるため、周囲に話すかどうかは自分で決めるので全然OKのはず。
周囲の人たちに理解してもらうことは望ましいことですが、自分自身が妊活に関してどのような意見を持っているかを大切にすることも忘れないでください。
結論、安心して自分の道を信じましょう。
周りが何と言おうとあなたの人生なんですから!
妊活しながら仕事を続けるためのアドバイス
妊活しながら仕事を続ける場合は、ストレスを軽減するために、仕事中に軽いストレッチを行ったり、定期的に休憩を取ったりなど意識して気分転換やストレスからの解放をすることが大切です。
また、体調管理にも注意し、規則正しい生活を送りましょう。
仕事と妊活を両立することは大変ですが、周りの人の支援を受けながら、無理をせずに取り組むことが大切です。
まとめ
妊活のために仕事をセーブすることは、個人によって選択が分かれる問題です。
妊活によってストレスを感じている場合、逆に仕事をすることで妊娠に良い影響を与えることもあります。
また仕事をセーブして収入が減ってしまうことや、仕事に戻る際にストレスがかかることを考えると、選択が難しい場合もあります。
仕事によるストレスもあれば、家に閉じこもることによるストレスもあります。
またやはり経済面での不安なども考え、フルで働く、完全にセーブする、セーブするにもその程度を良い塩梅にするなど、会社やご家族と相談して決めることが大切です!