仕事を教えてくれないのはパワハラ?甘えすぎず自分で考えよう!

新入社員として働き始めた時や転職し心機一転新しい仕事を始める時はできるだけ早く仕事を覚えて、職場に馴染んでいきたいですよね。

しかし現実には、「先輩が忙しすぎて仕事を教えてくれない・・・」、「先輩に仕事は見て自分で覚えてと言われた・・・」という経験がある方も多くいるようです。

このような経験が続くと非常に辛く、仕事を辞めたいと思い、実際に退職する人も少なくはありません。

今回はこのような場合にどのように対応したらよいかご紹介します。

仕事を教えてもらえないのって普通?

仕事を教えてもらえないのはケースバイケースで、上司や先輩がどのようなマネジメントを行いたいかによって変わります。

例えば、「仕事内容を見て、自分で何ができるか考えてほしい」という方針なら直ぐにあれこれ教えてくれることはないでしょう。

マニュアルを自分で読みこむように指示を受けるかもしれません。

この場合はマニュアルを読み、質問事項をまとめておくとよいでしょう。

「現場で実践しながら覚えてほしい」という方針なら同伴して実際に現場経験を踏まえながら教えてもらうかもしれません。

ですので、どのような方針なのかをよく見極めることが大切です。

仕事を教えてもらえない理由

しかし、いつまでたっても仕事を教えてくれない場合もあります。

これにはいくつか理由が考えられます。

忙しすぎる

指導係である上司や先輩が忙しすぎて仕事を教えること余裕がないこともあります。

本来は「教えること」も仕事の1つとして考える必要がありますが、忙しすぎるとその余裕も持てないこともあります。

 

教え方がわからない

仕事内容をマニュアル化していないとこのようなことも考えられます。

考え方が一致していない

「これくらいなら教えなくてもできるだろう」と上司や先輩が勘違いしている場合があります。

仕事を教えてもらえない時の対処法

では、仕事を教えてもらえない時はどうしたらよいでしょうか?

方法1 原因を探る

「忙しすぎる」、「マニュアルがない」、「見て覚えることになっている」など、仕事を教えてもらえない理由を自分で分析してみましょう。

原因がわかれば対処法もおのずと見えてきます。

方法2 受け身で待たない

受け身でまつのではなく、自分から積極的に尋ねるようにしましょう。

しかし、上司や先輩が忙しそうにしているとどうしても聞きにくいですが、人によっては聞かれた時だけ答えるという人もいるものです。

方法3 質問内容を整理する

あれもこれも聞くのではなく、わからないことを整理して質問しましょう。

整理することで自分なりの答えが見つかる場合もあります。

その際は自分で考えた答えも伝え、正しいかどうか確認してもらうとよいです。

甘えすぎはNG!自分で考えることも大切

あれやこれや全てを上司や先輩に教えてもらうのではなく、自分で考えて行動することがとても大切です。

あなたの上司や先輩の世代の人たちは、まずは自分の頭を使って考える、そしてどうしても分からないときやミスが許されないときだけ、上司の席に行って質問をするという環境で成長している方が多くいます。

このような場合、受け身の体制で教育される機会を待っている人は、考え方を改める必要があります。

分からないことをまとめて、上司や先輩のも仕事の区切りがついたタイミングで聞きに行くなど、工夫をすることであなたの印象も変わると考えられます。

まとめ

今回は仕事を教えてもらえない場合はどうしたらよいかご紹介しました。

自分で考えて行動することにより、変化が見えてくる場合もあります。

しかし、上司や先輩、人事に相談しても解決できない場合は会社自体に教育をしない文化が根付いていると考えられます。

「部下を育てる=会社を育てる」ということです。

教育を放棄している会社にずっといるのが辛い・・・未来が見えない・・・という場合は会社に残るか転職するかを選択する必要がある場合も考えられます。