新入社員の皆さん、お仕事の調子はいかがでしょうか?
あなたの周りに、いつも誰かからの指示を待っていて、自発的に動こうとしない「指示待ち人間」はいませんか?
「指示待ち人間の同僚がいていつもイライラしている」
「なぜ自分で考えて行動することができないのかと不思議に思っている」
という人はいませんか?
イライラすると仕事の効率が落ちることにもつながりかねません。
今回は周りにいる「指示待ち人間」に困っているあなたに、「指示待ち人間」と言われる人たちが取る行動の特徴やその原因、「指示待ち人間」を直すためにはどうしたらよいかご紹介します。
指示待ち人間ってどんな人?
「指示待ち人間」とは自分で考えて行動できない人を指し、若者に多いというわけではなく、色々な世代に見られます。
一見、指示通りに仕事をこなすことができるので優秀とも取れますが、「こういった場合はどうしたらよいですか?」などと毎回聞かれていたのでは時間も手間もかかってしまうので、企業の生産性が低下することにつながる恐れがあります。
指示待ち人間の具体例を紹介
下記に指示待ち人間の具体例をご紹介します。
あなたの周囲にこんな人はいませんか?
例1
新入社員のAさんは真面目でマニュアル通りに仕事をこなしてくれます。
しかし、イレギュラーなことが起こってしまうとどう対応したらよいのか分からなくなってしまいがちです。
特に営業職はその都度臨機応変に対応をしてほしいのにその都度指示を仰いでくるので、先輩の私の仕事も上手く進まないのでイライラします・・・
例2
上司のB課長は何も決められない・・・
企画案が2 個ありどちらがよいか相談したのに「自分で決めて。私はどちらでもよいよ。責任はとれないし・・・」と言われました。
失敗した時の責任を取りたくないとか上司の言うことか!?
怒りしかない・・・イライラします・・・
上記の2例からお分かりかと思いますが「指示待ち人間」は
- 優柔不断
- 決断力がない
- 責任を取りたくない
- 自分の意見がない
と言った特徴があると考えられます。
なぜ指示待ち人間は指示を待っているのか?
では、そもそもどうして「指示待ち人間」は指示を待っているのでしょうか?
上記に挙げた4点のような特徴があると考えられますが、指示を出す側に問題がある場合もあります。
例えば「完璧な指示」を毎回与えていれば「指示待ち人間」は考える必要がありません。
その指示に従えばいいだけ!と言うことが習慣化していることもあります。
また、「自分の意見」を伝えたら、叱られたなど過去の対応にトラウマがある場合もあります。
このような場合は「指示を出す人」も変わる必要があります。
イライラ解消!指示待ち人間を直す方法
仕事をする上ではやはり自分で動ける人材になってもらいたいものです。
「指示待ち人間」になってしまう理由は人によって違うはずです。
指示内容や職場環境なども考慮しながら原因を探ることが解決への道となるでしょう。
方法1 自分の意見を述べるように促す
どのような仕事でも「自分の意見を述べる」ように促してみて下さい。
促すことで、自分で考える習慣を身に着ける訓練となります。
方法2 短期目標を決めてそれを達成できるまでどうしたらよいのか考えさせる
スモールステップを用意し、自分で考えるように促してみて下さい。
方法3 質問がある場合は必ず自分の意見も添えるようにする
丸投げで質問をしてきたら、まずは自分の意見や回答を述べさせてみて下さい。
自分で考える習慣を身に着ける訓練となります。
まとめ
今回は周りにいる「指示待ち人間」に困っているあなたに、「指示待ち人間」と言われる人たちが取る行動の特徴やその原因、「指示待ち人間」を直すためにはどうしたらよいかご紹介しました。
あなた自身は大丈夫でしょうか?今回の記事を読んであなた自身のことも見直してみて下さい。
自分で考えて行動することは生きていく上で身に着けていきたい大切な習慣です☆
仕事においては生産性を高めることにつながりあなた自身の評価が上がることも考えられます。