仕事をしていると先輩や上司から「報告・連絡・相談」を必ずすること!?
これは仕事の基本!?
なんて言われませんか?
しかし、「報告・連絡・相談」の違いについて聞かれると説明できるでしょうか?
なんだか似たような意味な気がしませんか?
今回はこの違いついてご紹介いたしますので、この違いをスマートに説明できるようになって下さいね☆
またもしあなたが「報連相ってちょっと苦手だな」とお考えの場合、こちらの記事も見てみてくださいね!
報連相のできない人の原因は意識!しっかり対策して評価をグングンあげよう
報告連絡相談(報連相)の違いの正解は?!
それでは、三つの違いをご説明いたします。
報告
自分の現状を知らせること。
- 今現在、自分がどういう状態にあるか。
- 過去から現在に至った経緯と結果をまとめ、現在の状況を把握し、次に向かおうとしている方向性と自分の意志を伝える。
これが報告です。
報告することで先輩や上司に今の自分が仕事をどのように進め、この後どうしようか考えていることを知らせることができます。
連絡
- その時折々で発生した事実を関係者(先輩や上司などその仕事に関わっている人々)に知らせること。
- 今の仕事で起きている事象(事実)を伝えること。
連絡を的確に行うことで、仕事が円滑に進むようになります。
相談
- 判断しかねている状況において、判断材料を増やすこと。
仕事に取り組む中で、自分だけでは判断しかねる事象が出てきたら先輩や上司に相談し、判断材料を増やす必要があります。
そもそも報連相とはどこから来た?由来、語源を調べてみた。
一般に、1982年に山種証券社長の山崎富治が社内キャンペーンで始めたことが広く知られている(著書『ほうれんそうが会社を強くする』がベストセラーとなり広まったようです。
発案については諸説あり、風呂で思いついたとか、ぼんやりしている時に思いついたとか、あるいは福島中央テレビ元社長の今泉正顕による、元々提唱したのは日本青年会議所会頭をしていた若き日の山崎種二であるという説まであります。
もしも・・・「報告・連絡・相談」を怠るとどうなるでしょうか?
自分では担当している業務の全体像を捉えながら仕事を進めているつもりでも、先輩や上司など周りの人には伝わっていないことになります。
もしかしたら、重要なことが抜けている可能性も否定できません。
これを防ぐことで業務は円滑に進みます。
また、会話をすることでまた人間関係もよくなるでしょう。
報告、連絡、相談それぞれの仕方を具体的に
では、「報告・連絡・相談」はどのようにすればよいでしょうか?
それぞれにはポイントがありますので、ご紹介いたします。
シチュエーションごとの具体的な報連相の仕方もこちらの記事でまとめています。
報連相シチュエーションごとの例題で覚える!チェックシートの活用も
報告
- 結論→理由の順番で話す
- 事実を簡潔に話す
- 時系列を伝える
伝えたいことだけを正確に端的にまとめておくとよいでしょう。
スムーズに報告ができ、時間短縮になります。
連絡
- 結論→理由の順番で話す
- 事実を簡潔に話す
- 時系列を伝える
こちらのポイントも上記と同じ。
しかし、結果を伝える報告に対して、連絡はこれから起こること(未来のこと)を伝えるのがメインとなります。
相談
- 事前に相談内容をまとめておく
- 自分なりの考えをまとめておく
相談内容をまとめておくと時間短縮になりますし、先輩や上司も相談内容に沿った助言をしやすくなります。
この際、事実と自分の意見は分けておくとよいでしょう。
上記の三点に共通するタイミングは基本的には上司の作業が終了するまで待ってからです。
ただし、緊急を要する場合は「お忙しいところ申し訳ありませんが…」と一言添えて、早めに行いましょう。
しかし、タイミングを判断するのが難しい時は身近な先輩に判断を仰いでみましょう。
「◎◎上司に◇◇の件を相談したいのですが、いつがよいでしょうか?」などのように先輩に聞いてみて下さい。
すぐに使える!報連相のしやすい、されやすい環境を作る方法4個
上司の動きを見て「報告・連絡・相談」のタイミングを見計らう・・・
簡単そうだけど新入社員にはハードルが高いのではないでしょうか?
そんな新入社員の皆さんのために先輩、上司の皆さんに見てもらいたいポスターをご紹介いたします。
https://buzzsoku.site/report-contact-consultation/(引用)
「ほうれんそうのおひたし」
お:怒らない
ひ:否定しない
た:助ける
し:指示する
筆者が特に注目したのは指示する!
指示がないとわからないですよね?
この記事を読んでいただいた先輩や上司の皆様!
どうか新入社員の皆さんにはわかりやすい指示をしてあげて下さい☆
まずは指示通りに業務に取り組むのが基本なのではないでしょうか?
そして、徐々に自分で考えていくことができる社員に成長していくと思います☆
まとめ
今回は「報告・連絡・相談」の違いについてご紹介いたしました。
この三点は仕事をするうえで欠かせないことです。
しかし、この三点をしにくい環境ではいつまで経っても新入社員の皆さんは成長できません。
新入社員の皆さんはどうしたら「報告・連絡・相談」がスムーズに行えるかを理解し、先輩や上司の皆さんは「報告・連絡・相談」がしやすい環境を作ってあげて下さいね☆