コンプライアンス研修で困る感想文に役立つ!目的別例文で簡単解決

昨今の企業では”コンプライアンス”を重視して、特に新入社員等に研修を行うことが増えてきました。

コンプライアンス(法令遵守)違反は会社にとって利益もさることながらイメージとして大打撃を被る、絶対避けるべき行為です。

新入社員のうちからその意識を是非とも持ってほしいということで、各社様々な取り組みをされているようです。

そこで困るのは、、、研修後の感想文・レポートの提出ですね。

この記事をご覧になられている皆様は、まさにコンプライアンス研修の感想を書かなくてはならなくて、例文を探しにコられた方も多いかもしれません。

今回はそんなみなさまのお役に立てるよう、

  • 感想を書くときのポイント
  • 具体的なフレーズ、例文

などを紹介していきたいと思います。

うまく行けば嫌な感想文をさっさと片付けるのみならず、上司を唸らすこともできるかも!?

コンプライアンス研修の目的って?

まずはコンプライアンス研修の目的を正確に捉えましょう。

会社が何を目的に、何を狙って皆さんにコンプライアンス研修を受けさせているのでしょうか?

ずばり、法令遵守の意識を新入社員に芽生えさせるのが、研修の目的です。

コンプライアンスとは日本語で法令遵守と訳されます。

コンプライアンス違反とはつまり、法令(会社の規則も含む)を破ってしまうことです。

 

何年か前に医薬品メーカーにて、製造の記録を偽造し厚労省から承認されていない方法で製造していたというニュースがありました。

また自動車メーカーでも不正を行った結果リコールなどの騒ぎがあったことを覚えている方もいらっしゃると思います。

コンプライアンス違反というのは、操業の一時的な停止やリコールなどによる直接的なダメージのみならず、カスタマーからのイメージを悪くし信頼を失くしてしまうきっかけにもなりえます。

そういった意味でコンプライアンス違反を防止するということは会社としてかなり優先事項の高いアクションになるわけです。

 

そこで会社は、コンプライアンス研修を開催し「関連法規」や「会社の規則」などを教えるということを行います。

もちろんこの研修の目的は「関連法規」「会社の規則」を覚えることも重要かもしれません。

しかし何よりも重要視されるのは、

研修を通じてコンプライアンス(法令遵守)の意識を強く芽生えさせること

です。

単純に法令を覚えるだけではなく「あ〜自分も法令をしっかり守らないと大変なことになるんだ」ということを知ってもらうということです。

これがコンプライアンス研修の真の目的となります。

上司を唸らすコンプライアンス研修の感想の書き方

正確にコンプライアンス研修の目的が分かったところで、早速みなさんの悩み・知りたいことである感想文(レポート)の書き方について解説していきます。

ポイントは、研修の真の目的をきちんと捉えること。

単純に法令の紹介に関する感想に留まってはいけません。

以下にいくつかパターンを紹介致します。

全員の意識を合わせると主張

まずは”全員の意識を合わせる“という主張をアピールすることです。

研修の真の目的はコンプライアンスの意識を芽生えさせると書きました。

それがきちんと自分に芽生えたことをアピールしつつ、より確実にコンプライアンスを実践していくために皆で向かっていく必要があることを主張する作戦です。

研修担当者から見れば、アナタに対して「お、しっかり研修の意図を理解してくれているな」と思うと同時に「新入社員だけの話じゃないことも分かってる」と一歩先の理解であることが分かります。

コミュニケーションが大切と主張

2つ目は”コンプライアンスを守っていくためにはコミュニケーションが大切“ということを主張する作戦です。

コンプライアンスの意識が芽生え、悪いことを悪いと思ったとしても、それを伝えられなければ意味がありません。

そのためには日頃からコミュニケーションをしっかりと取り、何かあったときにすぐ相談や報告ができる体制にして置かなければなりません。

この辺のことを感想文として主張することで、「コンプライアンスの大切さを知ると同時に、実践する上での障害についても分かってくれたんだ」と評価してくれます。

これにより周囲の方の感想文から一歩抜きん出ることができることでしょう。

常に状況が変わるのでアンテナを張り巡らせることが大切と主張

3つ目は”常に状況が変わるコンプライアンスに対する意識・意見について、しっかりと情報収集をしておかないといけない“ということを主張することです。

コンプライアンスが騒がれだしたのはここ十数年程度の話かと思います。

ということはそれ以前にはコンプライアンスなんて意識がそもそもなかったわけですね。

またコンプライアンスが騒がれだしてからも、色々な形でコンプライアンスが使われていき広まった結果今に至っています。

つまり数年前はコンプライアンス違反ではなかったことも、今ではコンプライアンス違反に該当する。

もっと言えば今日コンプライアンス違反ではないことも、明日にはコンプライアンス違反ととられてしまう可能性があるということです。

そういった状況で企業として失敗しないためには、常にアンテナを張り巡らし、最新の情報を取り入れていく姿勢が大切なんですね。

すぐに使えるお役立ちフレーズ・例文を紹介

以上を踏まえた上で、私なりに簡単に例文を作ってみました。

参考にしていただき、皆さんなりにアレンジしてご活用いただけたらと思います。

全員の意識を合わせる

今回のコンプライアンス研修を受け、最も強く感じたことは”自分一人では対応できない”という点です。

研修でコンプライアンスの大切さは理解しました。

この理解を維持しつつ、長く意識を持ち続けなければなりません。

そのためには周囲と意識を合わせお互いでお互いをフォローできる環境が必要と考えます。

またコンプライアンスはここ数年で急激に広まった考えだと言うことを知りました。

会社に広く根付かせるためにも、同期・諸先輩方とともに協力して進めていく必要があると感じました。

コミュニケーションが大切

今回のコンプライアンス研修を受け、最も強く感じたことは”日頃から広くコミュニケーションを撮っていく必要がある”という点です。

コンプライアンスの大切さについては十分理解いたしました。

しかしながらいざコンプライアンス違反を対面した場合、それを然るべき人へ報告・連絡できなければ意味がないと考えます。

見て見ぬ振りになってしまわないよう、日頃から上司・諸先輩方を始め密にコミュニケーションをとっていきたいと思います。

アンテナを張り巡らせる

今回のコンプライアンス研修を受け、最も強く感じたことは”常にアンテナを張り巡らせ、最新情報に関心を持たないといけない”という点です。

コンプライアンスという言葉が広まり始めたのは数年から数十年程度とのことで、比較的新しい考え方であることを学びました。

コンプライアンスに対して日々新たな考えが生まれると考えます。

数年前まで良かったことが今はだめ、更に言えば現時点で良いことが明日にはだめになっているかもしれません。

そういう意味で、常に最新情報に関心を持ち自身及び周囲の意識を最先端に合わせていく必要があると思います。

コンプライアンスにはゴールが無いと言うことを肝に銘じ、日々気をつけてまいります。

まとめ

今回はコンプライアンス研修を参加したけど感想を書くのに困った!という人向けに、研修の真の目的や感想を書くときのポイント、例文などを紹介しました。

真の目的は”意識を芽生えさせること”

各パターンを3つ紹介

パターンごとに例文を紹介

このような形となりました。

ぜひぜひ参考にしていただき、ご自身の環境・研修内容に合わせてアレンジして使ってみてください☆

 

最後までお読み頂きありがとうございました。