「仕事にやりがいを感じられない」
「やりがいのある仕事に就きたい」
と言っている人、あなたの周りにもいませんか?
やりがいを求めて転職ジプシーになっている人、「燃え尽き症候群」になって、次のやりがいを探し求めている人・・・
そう考えると、私たちの、人生における「やりがい」のウエイトは結構大きいと思います。
書店に行っても、この「やりがい」というテーマを扱っている書籍は結構あるので、多くの人が感じている人生のテーマなのかもしれません。
今回はこの、「やりがい」をひも解いてみたいと思います!
「やりがい」の意味を広辞苑で引くと・・・?
「やりがい」という言葉、よく使うのですが、きちんとした意味、説明できますか?
気になったので、国民的辞書・広辞苑で調べてみました!
やりがい=そのことをするだけの価値と、それに伴う気持ちの張り
とありました。
なるほど、言いたいことはよくわかります。
例えば、もしあなたがボランティアをすることにやりがいを感じていたとします。
だとすれば、
困っている人がいる(問題)
↓
自分が何かすることで状況が改善される(価値が生まれる)
↓
喜んでもらえる(喜び)
↓
また頑張ろうという意欲(やりがい)
という風に、「奉仕することで得られる対価」という見方ができるのではないでしょうか。
やりがいとは、正当に評価されて感じるもの
私も転職経験がありますが、その都度「やりがい」を求めてさまよい続けてきました(苦笑)。
自分にとってのやりがいは何なのか?を自問自答する日々の繰り返しに、「こんなことしてる場合じゃない!」と、今度は焦りとの格闘。
もういい加減疲れた・・・なんて肩の力がフッと抜けた時に、私なりの「やりがい」の答えが見つかったような気がします。
それは、人に必要とされ、自分に喜びと成長をもたらしてくれる、WinWinの関係であること。
「やりがい」の意味合いは一人ひとり違うかもしれませんが、誰かの役に立っているという点では、本質は変わらないのではないでしょうか。
やりがいを感じられなくなる原因
仕事にやりがいを感じられなくなると、モチベーションは下がり、本来の力を発揮できなくなります。
- 仕事が誰のために、何の役に立っているかわからない
- 業務がルーティン化されてしまい飽きてきた
- 職場の人間関係が悪い
- 給与などの待遇に不満がある
- 仕事が合わない、適性がないような気がする
- 努力しても評価されない
など、原因は様々ですが、ひとつ言えるのは、個人の成長機会が多い会社ほど、やりがいを得やすいということです。
ある調査によると、今の仕事にやりがいを感じている人は35.6%だそうです。
また、会社全体で情報をオープンに共有し、会社の方針や戦略を知ることにより目標が明確になるほど、成果につながりやすいという結果が出たそうです。
それらを踏まえ、そういう会社全体の組織文化が個人のやりがいに直結している、ということが調査からわかりました。
また、やりがいを持って輝くために
充実した日々を取り戻すために、やりがいを取り戻すにはどうすればいいのでしょうか?
一番実感を得やすいのは、「目標を設定すること」です。
目標が明確になっていないと、どこへ向かえばいいのか、どのくらい頑張ればいいのかがわからないので、モチベーションも上がりません。
ならば、目標を具体的に設定してみましょう。
営業であれば、「今日はアポを●件取る」と決めてみたり、数値に落とし込むと、より現実味があっていいのではないでしょうか。
それを達成したら、ご褒美を忘れずに(笑)
また、スキルを高めるために資格を取るのもいいと思います。
資格を取ることでスキルアップし、仕事の幅が広がれば、手腕を発揮できるチャンスが増えるからです。
一方、合わない仕事をしている場合、異動申請を申し出るか、副業が認められていれば副業で好きなことをやることもできます。
しかし、それが叶わないのであれば転職も視野に入れるべきでしょう。
やりがいが感じられて、楽しく仕事ができるフィールドで活躍できれば、それに越したことはありません。
まとめ
いかがでしたか?
やりがいを持って働くのと、そうでないのとでは、人生の充実感が違ってくるのではないでしょうか。
また明日からやりがいを持って働くためにも、原因を突き止め、もう一度目標設定して取り組んでみましょう。
そこから、また新たなやりがいが生まれてくると思いますよ。