新社会人の皆さん!
そろそろ職場に慣れてきたのではないでしょうか?
周りを見渡すと、どう見ても仕事ができないのに〇〇部長!〇〇課長!なんて立派な肩書を持っている上司はいませんか?
もしかして、その企業は年功序列で役職を決めているかもしれません!
年功序列とは、個人の能力や実績によって評価を行い賃金に反映させるのではなく、 勤続年数や年齢を重視して役職や賃金を上昇させる人事制度のことです。
日本の企業はこの年功序列制度を今でも使っているところが多くあります。
この制度にメリットはありますが、無能な人が自分より偉いなんて・・・ことにもなります。
では、今回はこれからの日本社会がどのように変化していくか大予想してみました。
年功序列反対という意見はどのくらい?実力主義、年功序列の割合を調査
では、年功序列制度を採用している企業はどの程度あるのでしょうか?
参考
【年功序列と成果主義の割合について】メリット・デメリットは?jobQ
こちらを参考にいたしました。
年功序列制度は日本独自の制度です。
ゆえに、日本ではほとんどの企業が年功序列制度を利用しています。
特に大企業と言われている企業は年功序列制度を採用しています。
しかし、成果主義を採用している大企業もあります。
ソニーやパナソニック、日立などです。
参考
2020年度 新入社員意識調査<ダイジェスト版> スペシャリスト志向、実力・成果主義志向の新入社員が顕著に@press
こちらの記事は一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村 正己)が行ったアンケート調査の結果です。
働きたい職場について、
A:個人が評価され、年齢・経験に関係なく処遇される実力・成果主義の職場
B:競争よりも、ある年代まで平等に処遇される年功主義の職場
どちらで働きたいかを聞いたところ、「A」の実力・成果主義志向が66.1%(「A」「どちらかというとA」の合算)となり、この10年で過去最高の結果となりました。
この結果からお分かりかと思いますが、実力主義を求める声が増加しています。
年功序列がいい場合もある?年功序列・実力主義のメリット・デメリット
それぞれのメリット・デメリットをご紹介いたします。
年功序列
メリット
- 年々賃金が増加し、一定期間以上働くことにより上の役職へ出世できる
- 帰属意識が高まり、離職率が低下
デメリット
- 人件費の高騰
- 実力のある若者のやる気が低下
実力主義
メリット
- 労働意欲の向上
- 人件費を抑えることができる
デメリット
- 競争主義になりやすく、殺伐とした人間関係になりやすい
- 経理などの事務仕事は評価するのが難しい
どちらにもメリット・デメリットがあります。
例えば、営業などノルマがある職種は実力主義にすることで、やる気のある者が正しく評価されますが、事務職や医療職、介護職などは実力主義にすると評価が難しい場合があります。
職種によって、どちらにするか使い分けることが大切なのだと感じます。
無能な上司にうんざり、やる気が出ない場合の対処方法
同じ職場に無能な上司がいるとやる気がなくなりませんか?
でも、ここは踏ん張りどころです!!!
そんな人を反面教師にしてあなたは実力をつける努力をしましょう。
やる気が出ない場合は・・・
- ダメな見本と割り切る
- 自分の実力アップのために勉強する(資格の習得など)
- 用事がない以外は無視(挨拶はしましょうね♪)
無能な上司ばかりではないと思います。
よい見本となるスマートな先輩や上司を見つけてその方々のマネをするようにしましょう。
もし、あなたに余裕があれば無能な上司をフォローしながら仕事をしてみましょう。
いつか自分が先輩になった時に役立ちます。
無知な人にどのように教えたらよいかわかるようになります。
年功序列はもう古い?今後の日本は年功序列崩壊で実力主義になり得るか?
先にも記載しましたが、年功序列は日本独自の制度です。
現在、徐々に実力主義を採用する企業が増加しています。
今後も増加することが考えられますが、業種によっては年功序列がよい場合もありそうです。
業種によって、どちらがよいか見極めていくのが大切なのではないでしょうか?
まとめ
今回は年功序列とは何か、今後の日本企業には年功序列制度が増加するか・減少するか予想してみました。
実力主義は世界中で取り入れられている制度です。今後の日本でも増加すると考えられます。
どのようになっても柔軟に対応していくことが大切ではないのでしょうか?