新入社員の皆さん、お疲れ様です!
仕事にも慣れてきて、色々な仕事を任されるようになり、ストレスが溜まっていませんか?
最近、「ストレス解消に運動すると良い」と言うフレーズをよく耳にしますが、どうして運動することがストレス解消につながるのか知っていますか?
「運動して疲れたら余計にストレス溜まりそう・・・」なんて思っていませんか?
実はその疲労感がストレスを軽減するために役立つのです!
と言っても、筋肉痛で次の日動けない・・・のような激しい運動による疲労感とは違いますよ!
今回は運動をすることがストレス解消につながるメカニズムについてご紹介します☆
これを読めばあなたも運動をしてたくなと思います^^
と言っても運動が苦手な人もいると思います。(筆者もその一人です)「
運動しろー」って言われても・・・それが余計にストレス・・・というそこのあなた!
運動が苦手な筆者でも手軽にできる方法を見つけたのでそちらもプラスしてご紹介しますね☆
こちらの記事ではコンビニの食べ物で簡単にストレス解消が出来る方法を紹介しています!
あわせてどうぞ☆
あなたのストレスコンビニの食べ物で解消できるよ!今日から試せる便利情報
運動がストレス解消に良いのはなぜ?を説明出来るようになる!
そもそも、どうして運動することがストレス解消につながるのでしょうか?
ストレスを感じると体は疲労困憊の状態になります。
疲労は4種類に分類されます。
- 「身体疲労」
- 「脳疲労」
- 「精神疲労」
- 「病的疲労」
※こちらは病気による疲労なので今回は割愛します。
運動することにより疲労回復が促され、ストレスも解消されるのがストレス解消のメカニズムです!
運動することで、興奮や不安などを引き起こすド神経伝達物質(ドーパミン)の産生を押さえます。
興奮や不安を抑えると「脳疲労」、「精神疲労」の回復が期待できます。
また、精神の高まりを抑えるセロトニンやエンドルフィン(幸せホルモンと呼ばれています)の分泌を増やす作用があります。
これらの作用で「脳疲労」、「精神疲労」の回復が期待できます。
また、身体を動かして血行を改善することで、凝り固まっていた筋肉をほぐし、疲労物質の排泄も促されます。
肩こりや腰痛などを改善する効果も期待できますので、心身共に元気になると考えられます。
この作用で「身体疲労」、「脳疲労」、「精神疲労」の回復が期待できます。
さらに、運動すると、
「〇キロ走れた!」
「〇回も腹筋ができた!」
など達成感を味わうことができます。
これにより自信回復が促され、「精神疲労」の回復が期待できます。
運動すると体が疲れるので、夜よく眠れるようになります。
質の良い睡眠は体や心の休息を促し、「身体疲労」、「脳疲労」、「精神疲労」の回復が期待できます。
そもそもストレスが溜まる仕組みって?
では、どうしてストレスは溜まるのでしょうか?
また、ストレスが溜まると体の中ではどのような反応が起きているのでしょうか?
例えば・・・
あなたが「上司に怒られた」とします。
そうするとあなたの体内の副腎皮質からコルチゾール(副腎皮質から分泌される副腎皮質ホルモンの1つ)というホルモンが分泌されます。
このホルモンはストレスに反応して分泌量が増えるホルモンです。
このホルモン分泌量が長期にわたり多い状態が続くと、免疫力低下、記憶力・学習能力低下などの原因となります。
そうすると、仕事でミスを引き起こす確率があがり、また上司に怒られる・・・そしてストレスが溜まる・・・と言った悪循環・・・慢性的なストレスフルな状態に陥ります。
この状態が続くと今度は副腎皮質も疲労し、副腎皮質から分泌されるホルモン量が低下します。
「!?」だったらコルチゾールの量が減るからいいんじゃないの?と思われる方もいると思います。
コルチゾールは様々な栄養素の代謝を促進する作用があり、脳や体が必要とするエネルギー産生を促す働きがあります。
また、炎症を抑える作用、免疫機能を抑制する作用もあり、人の生命維持に必要不可欠なホルモンです。
大量に分泌される状況(ストレスがある状況)が続けば、体はエネルギー消費しまくり、つまり常に走っている状態になってしまいます。
そうすると、風邪をひいてもケガをしてもそれを治す機能が働く余裕がない状況ですので、あなたの体はどんどん弱っていくことになるのです。
本来、コルチゾールはあなたがストレス状態から抜け出す手助けをしてくれるホルモンですので、大量分泌により副腎皮質が疲弊して分泌量が低下してしまうと、弱った体はさらに弱り、抑うつ状態を引き起こしてしまいます。
これは慢性的なストレスの悪循環です。
ですので、ストレスはこまめに発散していくことが大切です☆
ストレス解消のための運動は何をどれだけやれば良い?
そこでオススメなのが運動!
運動をすると体に負荷がかかり、ほかのストレスがかかったときと同じように副腎皮質からコルチゾールが分泌されますが、運動が終わると、分泌量は正常に減少します。
つまり、コルチゾールの「分泌→減少」のサイクルを、運動によって取り戻すことができるのです。
さらに、定期的な運動を続けると、ストレスを感じた時のコルチゾールの分泌量そのものが徐々に減っていく(ストレスに強くなる)ので、運動習慣を身に着けることでストレス解消とストレスに強い体作りが期待できるのです!
先ほど、ストレスを感じると体は疲労困憊の状態になるとお伝えしました。
ゆえに、運動することで疲労回復を促せるようにしていくことが大切です。
ですので、運動が苦手な方も無理して激しいスポーツをしなくてはいけないというわけではないのでご安心ください☆
もちろん、運動が好きな方はご自身の好きなスポーツをされることが1番、ストレス解消に効果的でしょう!
疲労回復のためには
- 有酸素運動
- 適度な運動
- 定期的な運動
の3点を意識することが大切です。
運動には有酸素運動と無酸素運動がありますが、 疲労回復に効果があるのは有酸素運動。
筆者のオススメはウォーキング、ジョギング、リズム運動です。
水泳がお好きな方はこちらもオススメ!
1回30分から60分。
週2~3回が理想ですが細切れでも結構です。
10分を3回でも構いません。
例えば、会社の通勤時、1駅手前で降りて歩く(往復)でもよいです。この時、少し速足で軽く息がはずむくらいで歩いてみましょう。
通勤(週5日)できれば立派な定期的な運動ですよ☆
リズム運動はエアロビクスなどが例としてありますが、運動が苦手な方にはハードルが高いと思います(筆者はリズムに乗り切れないので・・・)のでラジオ体操第一・第二×朝・夜でいかがでしょうか?
自宅でできます!
変な動きをしても恥ずかしくありません(笑)
また、運動する時は運動に集中しましょう☆
音楽を聴きながらウォーキングなどはよいですが運動に集中することでストレス解消効果(セロトニン分泌量アップ)が高まると言われています。
さらに、仲間と笑いながら楽しく運動をすることも効果的ですが、コロナ渦ですので、リモートで運動教室に参加してみるのもよいですね☆
プラスのオススメ!
コルチゾールの分泌量を抑えるためには「短時間の運動を数回繰り返す」ことが効果的です。
そこで歩く時は歩く→小走り、歩く→小走りを繰り返してみましょう。
階段を見つけたら迷わず階段を使って下さいね☆
運動が好きな方はサーキットトレーニングもオススメです!
運動強度が高いトレーニングを組み合わせて繰り返すことで、コルチゾール分泌量アップが期待できます!
まとめ
今回は運動をすることがストレス解消につながるメカニズムについてご紹介しました☆
運動することでストレス解消が期待できますが、したくない運動を無理やりしても逆効果です。
ですので、できる範囲で体を動かしてみましょう。
まずは歩く!
それだけで構いません☆
歩くことであなたの体の中の「幸せホルモン」の量が増えることが期待できますよ^^