巷で話題のリモハラ(テレハラ)の具体事例紹介!対策や予防策を知って快適になろう

コロナ渦の中、リモートワークが主流となりつつある今日この頃・・・

リモートミーティングを行う機会が増加し、それに伴い最近ではリモハラ(テレハラ)なんて言葉も出てきているようです。

リモハラとは、「リモートワークハラスメント」の略で、つまり「リモートワーク(遠隔勤務)」で起きるハラスメントのことです。

では、具体的にどのような事例がリモハラに該当するのでしょうか?

今回はリモハラの具体的な事例とそれに対する予防策をご紹介いたします。

もしかしたら今のあなたはリモハラの被害者かもしれません!?

この記事を読んで今の状況を確認してみて下さい。

そして、対策を講じてみて下さい。

リモハラからあなたを守ることができるかもしれません。

また、リモハラにあわないように対策をすることも大切です☆




リモハラ(テレハラ)とは?具体事例も紹介

リモハラとは「リモートワークハラスメント」の略で、つまり「リモートワーク(遠隔勤務)」で起きるハラスメントのことです。オンライン上のセクハラ、パワハラのことを表します。

改正労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)が2019年5月29日に成立し、大企業では2020年6月、中小企業では2022年4月施行と、企業に対してハラスメント対策の強化が義務付けられました。

リモートワーク下においてもこの法律は適用となります。

要するにリモハラ(オンライン上でのセクハラ、パワハラ)を予防するためにも企業側も法律を遵守しなくてはならないのです。

しかし、突然のリモートワークで、企業側も体制不備がいなめないでしょう。

下記にリモハラの事例をご紹介しますので、もしこのような被害を受けている時は企業側に相談をしてみましょう。

セクハラ的な行為

  • プライベート空間について言及する
    リモート会議中に「そのポスターアイドルの〇〇でしょう?好きなの?」など、壁に飾ってあるポスターについてしつこく聞かれた。仕事に関係ない質問に答えたくないので困っている。
  • 全身を映すことを求める
    上司に「今日の服装可愛いね!を全身で映してみて」と言われた。気分が悪いがしつこいので断れない。
  • 体型について指摘する
    上司に「少し太った?食べすぎかな?」と体型のことについて言われた。
  • 1対1でのオンライン会議やオンライン飲み会に誘う
    上司に「夜に二人で飲まない?オンライン飲み会したいな。」としつこく誘われた。
  • SNSでの個別のつながりを求める
    上司に「個人的に連絡をしたいので、ラインのアカウント教えて!」と要求された。

パワハラ的な行為

  • 同居者(子どもなど)の声や生活音、プライベート空間について非難する
    オンライン会議中に子どもの声が聞こえてしまった。
    その時に上司に「子どもをどこかに預けて仕事に集中しろ!」と叱責された。
    いつも預けている保育園が休園中なのに・・・
  • オンライン飲み会実施を強要する
    飲み好きな上司。
    業務時間後、飲み会を開催する回数が多くて困る・・・
    断りたいけど断ると理由をしつこく聞かれる・・・
  • 業務に関する指導以外の説教をする
    業務とは関係がないのに、「○○さんの今日髪型はおかしい。仕事に支障が出るのでなおしなさい。」と言われた。
    普段は髪の毛を束ねていたけど、今日は自宅にいるのでおろしていただけなのに・・・
    どうしてなのかわからない・・・

予防策はある?事前に出来る防止策

上記にご紹介した内容に心当たりがある場合、また、違う内容でもリモハラの被害にあった場合はどうしたらよいでしょうか?

まず、自分でできることを行い、それでも改善しなければ企業側に相談をしてみましょう。

それでも解決しない時は労働基準局に相談することが最終手段となります。

 

リモハラ予防のためにできること・・・

私生活の様子が映り込まないよう工夫する

私生活の様子がわからなければ相手の質問攻撃を遮ることができます。

例えば、無地の壁を背にデスクを配置する、背景を変更する機能を使用してみましょう。

職場に行く時と同じ服装、髪型、化粧にする

職場に行く時と同じ格好なら文句を言われることはありませんよね?

親近感を感じるラフな服装などは、リモハラを受けやすくなります。

それでも言われたら「職場に居る時と同じ服装です」と言うこともできますね。

女性の場合、髪型や化粧も同じようにするのがベストです!

手間でも髪の毛を束ねていた人は束ねて、化粧もナチュラルでもよいのでするようにしましょう。

ほうれんそう(報告・連絡・相談)をまめに行う

上司もあなたの様子がわからないとイライラして、そのストレスをリモハラとして発散することが考えられます。

上司も突然のリモートワークに戸惑っているのです。

ですので、まめにほうれんそう(報告・連絡・相談)をして、上司の不安を解消しましょう。

その結果リモハラが減ることも考えられます。

上司も悩んでいることを知ろう、リモハラのジレンマ

突然のリモートワーク・・・上司も悩んでいます・・・そこは新入社員の皆さんにも理解してほしいところです。

どうしてか?

私たち人間は、日頃会えていない、コミュニケーションが足りていない状態だと、相手に対してネガティブな妄想が膨らみやすいのです。

しかし、顔を見ることで安心することができ、要らぬ心配であったなどということがあるものです。

ゆえにウエブ会議や仕事最中も「ビデオを切るな!」などという要求を上司がしてくると考えられます。

しかし、それではこちらも大変です・・・どうしたらよいか?

新入社員の皆さんは「上司が心配しないように仕事をする」、上司の皆さんは「新入社員が仕事をしやすい環境を作る」を行うことが大切なのではと筆者は考えています。

そのために、どちらにも言えることは「出社していた時と同じように仕事をこなす」ことを心掛けましょう。

しかし、難しい場合も発生するので、その時はお互い、臨機応変に対応していくことが必要ですね。

そして、企業側にお願いしたいことは、誰もが使える相談窓口の完備!

被害を受けていると感じたら気軽に相談できる場所があるとよいですね◎ 

まとめ

今回は「リモハラ」についてご紹介いたしました。

突然のリモートワークに混乱が生じ、その結果このような事態が起きていると感じています。

どのような状況でもお互いに歩み寄り、仕事をしていくことができる環境を整えることが大切ですね☆