ブラック企業の朝礼とは?ブラック企業かホワイト企業かを朝礼で見極めるコツは?

新入社員の皆さん、お仕事の調子はいかがでしょうか?

皆さんの職場では毎朝、朝礼が行われていますか?朝礼は企業によって違いがあると思います。例えば社訓を唱和する。社歌を歌う。毎日、一言スピーチをする等・・・

 これって本来の朝礼の目的を達成しているのでしょうか?本来、朝礼では企業の経営目的や目標を確認したり、全員に伝達すべき事項を伝達します。これにより、社内のコミュニケーションを円滑にし、1日が気持ちよく始まり、仕事を円滑に進めるのが朝礼の果たす役割です。

しかし、ブラック企業の朝礼はこの役割を果たせていない場合が多く存在します。

今回はブラック企業に多く見られる朝礼の特徴についてご紹介します。あなたの勤めている企業はいかがでしょうか?もしかしたら、ブラック企業かもしれません・・・もし、ブラック企業だとわかった場合は、あなたの将来のためにも早めに信頼できる人に相談をしてみましょう。

ブラック企業の朝礼の特徴

ブラック企業に多く見られる朝礼の特徴をご紹介します。

  • 社訓の唱和
  • 社歌を歌う
  • 一言スピーチ
  • 上司から全員の営業成績を発表され、叱咤激励される
  • 社長からの話が長すぎる
  • やたらと大きな声を出す

上記にご紹介したのは一例にすぎません。

部下が上司に他の社員の前でミスについて謝罪したり一方的に上司から責められたりと、精神的な苦痛を与えるケースはブラック企業の朝礼に見られる典型的なパターンですので注意が必要です。

また、一方的に誰かが話をして終わるだけでは、朝礼の目的は達成されません。

そもそも朝礼って意味あるの?朝礼の本来の目的は?

朝礼の本来の目的は、企業の経営目的や目標を確認したり、全員に伝達すべき事項を伝達することです。

これにより、社内のコミュニケーションを円滑にし、1日が気持ちよく始まり、仕事を円滑に進めるのが朝礼の果たす役割です。

朝礼がしっかりと機能することで社内全体の状態を把握し、生産性を高めることができます。

しかし、最近ではこれも上手くメールなどを利用すればできますので、無理に集まる必要さえありません。

無理に朝礼に時間を割くのであれば、この時間を業務時間にあてる方がよいという考え方も増え、朝礼がない企業も増えています。

故に、朝礼は必ず行うものではなく、ましてや社訓を唱和する意味はあるのでしょうか?

しかし、社訓を意識することは仕事の目標を意識することにつながります。

例えば、月1回だけ朝礼をしてその際に唱和する等、臨機応変に対応していくことが今の企業に求められているようです。

 ブラック企業とホワイト企業の朝礼の特徴を比較

では、ブラック企業とホワイト企業の朝礼の特徴を比較してみましょう。

開催回数

ブラック企業:毎日。  

ホワイト企業:週1回や月1回など開催数が少ない、又は重要な報告・検討事項がある場合のみ開催。

社訓の唱和

ブラック企業:唱和する。(毎日することもある)

ホワイト企業:唱和しない又はしてもたまに。

一言スピーチなど業務に関係ない話をする。

ブラック企業・する(輪番制で毎日することもある)

ホワイト企業・しない(業務に関係ない話はしない、しても雑談程度)

営業成績などの発表

ブラック企業・する。

ホワイト企業・しない。(しても◎◎部全体の成績など、個人の成績についてはしない)

社長からの話が長すぎる

ブラック企業:毎日社長からの話がある企業もある。

ホワイト企業:毎日はない。社内方針の転換など重要事項がある場合のみ。

大きな声を出す

ブラック企業:大きな声で挨拶や点呼など、発声練習が極端。

上司がやっていれば部下もやらないといけない空気になりますよね?

これは精神的圧力をかけているので要注意。

ホワイト企業:挨拶はしても普通のトーンです。その場にいる人達に聞こえれば十分。

まとめ

今回は朝礼から見るブラック企業とホワイト企業の見分け方についてご紹介しました。

朝礼には企業の特徴がよくあらわれるものです。

あなたが今、務めている企業はどうでしょうか?

朝礼が社員にとって悪影響を与えていると感じる等、朝礼に違和感があれば、ブラック企業に勤めている可能性があります。

早めに相談できる人に話をし、対処する必要があるでしょう。