車を購入するのにローンを組んだ、キャッシングを利用した・・・など、お金を借りるときに過去の情報が調べられていることをご存知でしたか?
あなたがしっかりと返済したか
今返済中なのか
その場合、返済は定期的にできているのか?
など個人を判断する情報として、「信用情報」というものがあります。
実はこの信用情報は、中国では個人の信頼性を評価する基準としても使われているのです。
そして、現在は日本でもさまざまな企業が信用情報を活用し多様なビジネスを始めようとしています。
すでにシミュレータで計算することもできるようですね。
果たして日本の平均はどのくらいなのでしょうか?
導入にかかるメリット、デメリットやスコアを上げる方法は!?
社会人が知っておくべき信用スコアとはなにか。
これからよく耳にする機会が増えることになると考えられますのでぜひ御覧ください!
信用スコア診断とは?
例えばSNSで発信した情報やこれまでの金融情報、その他、あなたに関するさまざまな情報を集めてスコアリングし、その結果をAIがまとめてスコアを出します。
学歴や職歴、年齢や性別、犯罪歴などさまざまな情報が影響すると言われていますが、実際の計算やどうやって算出するかということは公表されていません(**)
故に、信用スコアを高くしたいと考えた場合どのようなことをすればよいのか不明な点が多いのです・・・
しかし、「お金を借りたら返す」これはひとつ重要なポイントですね!
日本国内では信用スコアのサービスの提供が徐々に始まっています。
算出されたスコアによってさまざまな優待サービスが受けられるようになっています。
信用スコアを判断するサービスがありますので、ご紹介します。
LINE Score
あの有名なLINE!
皆さんのスマホにインストールされているかと思います。
2018年11月にLINEの信用スコアリング事業はスタートしました。
LINEはLINEPayやLINEでのやり取り、LINEニュースの閲覧履歴などを評価要素としてスコアリングを行います。
スコアはLINE上でのさまざまな支払い、決済サービスや個人への融資サービス、Fintechサービスに利用されるとされています。
J.Score
日本で初めてAIスコア・レンディングを始めたのが「J.Score」というスコアリングサービス。
株式会社J.Scorが始めたもので、みずほ銀行とソフトバンクグループの共同出資で行われています。
J.Scoreのサービス「AIスコア」では自分の信用力を算出することができ、その方法も簡単と注目を集めています。
算出されたAIスコアによって、金利や極度額が設定される個人向け融資サービス「AIスコア・レンディング」もあります。
さらにAIスコアのランクが上がるほど利用できるリワード(特典)の種類やサービスの内容が充実する「AIスコア・リワード」のサービスも人気です。
信用スコア 日本の平均は?
信用スコアの得点は、各社だいたい1,000点が満点に設定されています。
日本初の、信用スコアを活用したレンディングサービスを提供しているJ.Scoreでは、600点以上のスコアがあれば借入れ可能です。
中国の芝麻信用でも同様に600点以上で借入サービスを利用できるというボーダーラインが定められています。
日本の平均点は公表されていませんが、真ん中の500点はあるのではと推測できます。。。
導入のメリット・デメリット
「信用スコア」を導入するメリット・デメリットをご紹介します!
メリット
1つ目のメリットは、その人が信頼できる人なのかを簡単に知ることができるということ。
初対面の人と会った時に外見だけではどんな人かわからないですよね?
ここで、お互いの信用スコアが活躍する時代がもうそこまで来ているようです!
信用スコアがわかってしまえば、身なりに騙されずその人の信用度が即座にわかります。
もう一つは、高スコアの方は様々な優遇サービスが受けられるということです。
企業により、スコアが高いと優遇サービスが受けられるようです。
例えばLINEなら、スコアはLINE上でのさまざまな支払い、決済サービスや個人への融資サービス、Fintechサービスに利用されるとされています。
信用スコアが高い、ということが前提ではありますが対象者にとってはとっても便利なサービスとなります。
デメリット
当然導入に伴うデメリットも存在します。
それはスコアだけで判断すると不平等が生まれるということ。
同じ努力をして同じ才能を持つ人でも、就職試験の時などで信用スコアが低いだけで不利になる可能性があります。
家庭の事情や育った環境にも左右されるスコアですので、純粋なその人のアイデンティティを潰してしまう恐れがありますね。
そしてもう一つ、筆者が最も懸念しているデメリットがスコアによる差別です。
例えば、信用スコアが普及している海外では、スコアが低いことを理由に、結婚が破断になったりする事例も発生しています。
スコアだけで人を判断してしまう仕組みは人生を大きく変えることもあるかもしれません。
本格導入が怖い?上げる方法とは
では、「信用スコア」の上げ方をご紹介します。
スコアを決めるのはAI(人工知能)です。
AIはデータを分析し、その人の「信用スコア」を算出します。
ということは・・・
- よい行動はデータで残す
- できるだけ多くのデータを残す
- 個人のプロフィールデータをよくする
- SNSデータをよくする(誰かに暴言を吐いたりするのは論外!!)
- クレジットカード支払いを利用する
(お金の使い方を証明できます。しかし、キャッシングや限度額ギリギリまで使っているなどのデータも残りますので、要注意!節度ある使い方をしましょう。)
この5点を意識しましょう!
よいデータ作りがあなたの「信用スコア」作りに役立ちます(^^)(でも、嘘はだめですよ!!!!!)
導入の予定、時期はいつ?
日本でもすでに導入されています!
先にも紹介しましたが、日本でいち早く信用スコアを始めた企業が「J.Score」です。
これからもっと増えていくでしょう(o^―^o)ニコ
世間的に本格導入されるのはもう少し先かもしれませんが、今のうちからしっかりと準備しておきたいところです。」
まとめ
今回は「信用スコア」についてご紹介しました。
すでに日本でも導入され、今後増えていくと予想されます。
「信用スコア」にはメリット・デメリットがあります。
どちらについてもよく知ったうえで利用していくとよいかなと筆者は感じます(⌒∇⌒)
社会人としての新常識です。
皆さんしっかり知っておきましょう。